
AWSのサービス(EC2・S3 など)を無料で利用するには、AWSの無料利用枠(Free Tier) を活用しましょう!
初心者でもリスクなしでクラウドを試せる ので、学習・検証環境として最適です。
AWS無料利用枠(Free Tier)とは?
AWSの無料利用枠には、3つの種類 があります。
種類 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
12か月間無料枠 | AWSアカウント作成から12か月間無料で利用可能 | EC2、S3、RDSなど |
常時無料枠 | 期間制限なしで無料利用できる | Lambda、DynamoDB(条件付き) |
トライアル枠 | 一部のサービスが一定期間のみ無料 | Amazon SageMaker 750時間無料 など |
無料でEC2を利用する方法
AWS EC2(仮想サーバー)無料枠
内容 | 無料枠の上限 |
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t2.micro または t3.micro インスタンス | 750時間/月(1台分) |
EBS(ストレージ) | 30GB |
活用方法
1️⃣ AWSアカウントを作成する(クレジットカード登録が必要)
2️⃣ AWSコンソールから「EC2」を開く
3️⃣ 無料枠対象の「t2.micro」または「t3.micro」を選択
4️⃣ OS(Amazon Linux, Ubuntuなど)を選び起動
5️⃣ SSH接続してサーバー操作を試す
注意点
- 750時間/月 なので、常に起動していると1台分で消費 される。
- 複数台を起動すると、時間が合算されるので注意。
無料でS3を利用する方法
AWS S3(ストレージ)無料枠
内容 | 無料枠の上限 |
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S3ストレージ | 5GB |
リクエスト数 | 20,000 GET & 2,000 PUT |
活用方法
1️⃣ AWSコンソールから「S3」を開く
2️⃣ 新しいバケット(フォルダ)を作成
3️⃣ ファイルをアップロード(最大5GBまで無料)
4️⃣ CLIまたはSDKで操作を試す(Python/Boto3 など)
注意点
- 5GBを超えると課金されるので、不要なデータは削除 すること。
- アクセス設定を適切に し、公開設定にしない よう注意。
その他のAWS無料枠サービス
よく使われる無料枠対象サービス
サービス | 無料枠の上限 |
---|---|
AWS Lambda(サーバーレス) | 100万リクエスト/月 |
Amazon RDS(データベース) | 750時間/月(MySQL, PostgreSQLなど) |
Amazon CloudFront(CDN) | 50GBのデータ転送 |
DynamoDB(NoSQL DB) | 25GBストレージ |
活用方法
- Lambda → 無料でPythonやNode.jsのサーバーレス関数を実行
- RDS → MySQLやPostgreSQLを無料で使ってDBを学ぶ
- CloudFront → 静的サイトをCDNで配信するテスト
注意点
- 無料枠を超えると課金される ので、定期的に利用状況を確認 すること!
- AWSの 「請求ダッシュボード」 で使用状況をチェックできる。
AWS無料枠の登録 & 確認方法
無料枠の登録方法
1️⃣ AWS公式サイト にアクセス
2️⃣ 「無料で始める」 をクリックし、アカウントを作成
3️⃣ クレジットカード情報を登録(無料枠内なら課金されない)
4️⃣ AWS管理コンソールから無料枠のサービスを利用開始
無料枠の利用状況を確認する方法
AWS請求ダッシュボードで確認
1️⃣ AWSコンソール → 「請求ダッシュボード」へ移動
2️⃣ 「無料利用枠の使用状況」をチェック
3️⃣ 上限を超えそうな場合はアラートを設定する
AWS無料枠を活用する戦略
ステップ | 方法 |
---|---|
1. AWSアカウントを作成 | AWS公式サイトから無料登録 |
2. EC2で仮想サーバーを試す | t2.micro を起動しSSHで接続 |
3. S3でファイルストレージを試す | 5GBまで無料で保存 |
4. 他の無料枠サービスを活用 | Lambda, RDS, DynamoDB などを試す |
5. 利用状況を定期確認 | AWS請求ダッシュボードで無料枠の消費量をチェック |
🔥 AWS無料利用枠をフル活用して、クラウドスキルを身につけよう!