【第4回】毛穴の黒ずみが消えない本当の理由


① はじめに

「どうして、いつも同じ場所が黒くなるんだろう?」
そう感じているなら、まず結論から伝えます。

黒ずみは“落とすべき汚れ”ではなく、“仕組みでできている現象”です。

だから、
洗っても、こすっても、押し出しても、
一時的にスッキリしてもまた戻る。

これは、あなたのケアが間違っているのではなく、
黒ずみの正体を知らないままケアしているだけ。

裏側にある仕組みさえ理解すれば、
黒ずみは “変えられる見え方” になります。


② 黒ずみの正体はコレ

黒ずみ毛穴の“中身”は、思っているよりシンプルです。


● 角栓の60%は「タンパク質」

これは、
・古い角質(皮膚のカス)
・落としきれなかったメイクの微粒子
などが固まったもの。

言い換えると、
「お風呂の排水口に溜まった白い塊」のミニ版 が鼻にできている状態。


● 残り40%は「皮脂とホコリ」

皮脂と空気中の汚れが混ざり、
タンパク質と結びついて角栓として固まります。


● 黒く見える理由は“酸化”

角栓が空気に触れて、
りんごを切って置いておくと茶色くなるように、
酸化して黒く見えるだけ。

つまり、
黒くなるのは “汚いから” ではなく、
時間が経って酸化した結果。

だからこそ、
「黒ずみだけ狙い撃ち」ではなく
角栓を作らせない環境 が必要になります。


③ 黒ずみが取れない人が必ずやっているNG

黒ずみを悪化させる“習慣のクセ”はたった2つ。


● NG① ゴシゴシ洗う

皮脂を根こそぎ取ろうとしてこすると、
肌が「守らなきゃ」と感じて皮脂をさらに分泌。

皮脂が増える → 角栓が増える → 酸化しやすくなる の悪循環。


● NG② 角栓を押し出す

押すと、スポっと抜ける瞬間は気持ちいい。
でも…

角栓が抜けた“穴”に皮脂が流れ込み、
前より早く詰まります。

→ つまり 押せば押すほど再発スピードが上がる。


④ 黒ずみ改善の最短ルート

専門的に言うと、黒ずみ改善は
「角栓を固めない」「酸化させない」の2つが核。

今のケアが遠回りしている人は、
このどちらかが抜けています。


● 最短ルート①

角栓(タンパク質)を柔らかくするケアを入れる
固まった角栓は、冷えたバターみたいに動きません。
まずは“ほぐす”ことが一番の近道。

→ クレンジングをいきなり流さず、
30〜60秒なじませる時間を作るのが効果的。


● 最短ルート②

摩擦ゼロを徹底する
摩擦=角質のガサつき。
角質が荒れているほど、角栓は固まりやすくなります。


● 最短ルート③

水分をしっかり抱えさせる
肌が乾くと角栓は“石みたい”に固まるため、
化粧水は「つける」ではなく “含ませる” が正解。


⑤ 今日の1アクション

今日だけ、クレンジングを30秒長くなじませる。

たった1つでOK。
摩擦なし・くるくる優しく、肌の上で温めるように。


⑥ やりがちNGを1つ

● 角栓の押し出し

気になる気持ちはとても分かる。
でも、押し出すと毛穴のフチが削れて、
“角栓が入りやすい形” になります。

代替案:
「押す」ではなく「ほぐす」
→ クレンジングを馴染ませる時間を伸ばす
→ スチームタオルで温める など


⑦ まとめ

黒ずみは、
落とすより“作らせない”がいちばん早い。

正しい仕組みさえ知れば、
どんな肌でも見え方は大きく変わります。

次回は、
【第5回】毛穴の開きは“乾燥”と“たるみ”の2つだけで説明できる
をさらに深掘ります。

保存して、いつでも見返せるようにしておいてください。