① はじめに
「どうして、いつも同じ場所が黒くなるんだろう?」
そう感じているなら、まず結論から伝えます。
黒ずみは“落とすべき汚れ”ではなく、“仕組みでできている現象”です。
だから、
洗っても、こすっても、押し出しても、
一時的にスッキリしてもまた戻る。
これは、あなたのケアが間違っているのではなく、
黒ずみの正体を知らないままケアしているだけ。
裏側にある仕組みさえ理解すれば、
黒ずみは “変えられる見え方” になります。
② 黒ずみの正体はコレ
黒ずみ毛穴の“中身”は、思っているよりシンプルです。
● 角栓の60%は「タンパク質」
これは、
・古い角質(皮膚のカス)
・落としきれなかったメイクの微粒子
などが固まったもの。
言い換えると、
「お風呂の排水口に溜まった白い塊」のミニ版 が鼻にできている状態。
● 残り40%は「皮脂とホコリ」
皮脂と空気中の汚れが混ざり、
タンパク質と結びついて角栓として固まります。
● 黒く見える理由は“酸化”
角栓が空気に触れて、
りんごを切って置いておくと茶色くなるように、
酸化して黒く見えるだけ。
つまり、
黒くなるのは “汚いから” ではなく、
時間が経って酸化した結果。
だからこそ、
「黒ずみだけ狙い撃ち」ではなく
角栓を作らせない環境 が必要になります。
③ 黒ずみが取れない人が必ずやっているNG
黒ずみを悪化させる“習慣のクセ”はたった2つ。
● NG① ゴシゴシ洗う
皮脂を根こそぎ取ろうとしてこすると、
肌が「守らなきゃ」と感じて皮脂をさらに分泌。
→ 皮脂が増える → 角栓が増える → 酸化しやすくなる の悪循環。
● NG② 角栓を押し出す
押すと、スポっと抜ける瞬間は気持ちいい。
でも…
角栓が抜けた“穴”に皮脂が流れ込み、
前より早く詰まります。
→ つまり 押せば押すほど再発スピードが上がる。
④ 黒ずみ改善の最短ルート
専門的に言うと、黒ずみ改善は
「角栓を固めない」「酸化させない」の2つが核。
今のケアが遠回りしている人は、
このどちらかが抜けています。
● 最短ルート①
角栓(タンパク質)を柔らかくするケアを入れる
固まった角栓は、冷えたバターみたいに動きません。
まずは“ほぐす”ことが一番の近道。
→ クレンジングをいきなり流さず、
30〜60秒なじませる時間を作るのが効果的。
● 最短ルート②
摩擦ゼロを徹底する
摩擦=角質のガサつき。
角質が荒れているほど、角栓は固まりやすくなります。
● 最短ルート③
水分をしっかり抱えさせる
肌が乾くと角栓は“石みたい”に固まるため、
化粧水は「つける」ではなく “含ませる” が正解。
⑤ 今日の1アクション
今日だけ、クレンジングを30秒長くなじませる。
たった1つでOK。
摩擦なし・くるくる優しく、肌の上で温めるように。
⑥ やりがちNGを1つ
● 角栓の押し出し
気になる気持ちはとても分かる。
でも、押し出すと毛穴のフチが削れて、
“角栓が入りやすい形” になります。
代替案:
「押す」ではなく「ほぐす」
→ クレンジングを馴染ませる時間を伸ばす
→ スチームタオルで温める など
⑦ まとめ
黒ずみは、
落とすより“作らせない”がいちばん早い。
正しい仕組みさえ知れば、
どんな肌でも見え方は大きく変わります。
次回は、
「【第5回】毛穴の開きは“乾燥”と“たるみ”の2つだけで説明できる」
をさらに深掘ります。
保存して、いつでも見返せるようにしておいてください。
